こんにちは
私がお体に触れさせていただく時に、
いつも大切にしていることがあります。
それは お体の声を『聴く』ということ。
なんだかスピリチュアルな感じにも聞こえますが、
別に私に特別な能力があるというお話ではなくて。
『聞く』 という言葉は
耳で音を聞くだけではなくて、感覚を通して識別する時にも使われます。
例えばお香の世界でも香りを嗅ぐとは言わずに、
聞香(もんこう)といわれたり、
お酒味を下で聞くともいうそうです。日本語って奥が深い!
そしてからだも同じだと私は思います。セラピストに身を委ね、
触られて初めて自分のからだの痛みや
気持ちのよさに気づく時、いかに自分の体ががんばりやさんで、
ちょっと働かせすぎたかなとか
近頃ストレスいっぱいに任せて暴飲暴食、寝不足マックスで不摂生な毎日、
内臓も痛めつけたよねとか、
この前は痛かったところが、ストレッチするようになってあれ?今日は痛くないなとか。
ご自身でしっかりからだの声に心を傾けていただきたいのです。
私はお体のトリートメントは、
ご自身のからだの「答え合わせ」みたいな感覚で
セラピストの私はそのナビゲーターだと思っています。
毎日の環境の変化や、小さな気持ちの変化に正直に応えてくれている
大切なご自身のおからだと向き合い、ゆっくりしっかりからだの声に耳を傾ける
ぜひそんなお時間を過ごしにいらしてください。